こんにちは、四条烏丸の整体院ボディーケア オフィス 烏丸
の北中です。
ここ最近は、いいお天気が続きますね。
今年の梅雨は、空梅雨ですかね?(?_?)
過ごしやすくて良いのですが、雨が少ないとお米や野菜などの
農作物が不作になりお米や野菜が高騰します。
食品が高騰すると生活に影響しますので、
なんとか雨も降って欲しいですね。
ただ、あんまりジメジメした気候も嫌ですね^_^;
ほどよく夜のうちに雨が降ってくれるといいのですが…
(ワガママ言ってすみません^_^;)
さて、今回のテーマは、冷え症についてです。
なぜ、この時期に冷え症なのか?
と思う方も多いと思います。
実は、冷えはこの時期から夏にかけて起こり始めるのです。
そして、秋から冬へと気温が下がりだして増強されるのです。
女性に多く、私のところに来られるクライアントさんにも
冷え症でお悩みの方が多いです。
という事で冷え症についての基礎知識をお伝えしたいと思います。
・冷え症の症状
冷え症になると手・足が冷える、冷たく感じるという症状が
主訴になるかと思います。
血液の循環が鈍っている事は皆さんもイメージ
できますよね。
血液の循環が悪いという事は、代謝を下げる
という事にもつながります。
その結果、肩こりや腰痛なども併発する方も多いようです。
また、肌荒れや貧血や身体のだるさなどの症状も出てくる
ケースも多いようです。
・冷え症の原因
冷え症は、西洋医学では「血行不良」とも言われており
血行不良になると、全身への血液の流れが悪いために
冷感などの症状が発生します。
血液は酸素の運搬を行います。
血行不良になると酸素の運搬が鈍るという事になります。
つまり“栄養が行き届かない”という事になります。
そして老廃物や疲労物質が溜まり冷えの症状を引き起こします。
・ではなぜ血行不良になるのか?
寒冷刺激(寒さや冷たい風)を受ける事により身体が冷える。
締め付けのきつい下着や衣服の着用により血管が圧迫されて
血行不良になる。
というような直接的な要因によるものと精神的なストレス
など見えないものによる間接的な要因によるものがあります。
精神的なストレスは自律神経を乱し体温調整の機能も低下します。
また、ホルモンバランスも崩れる
ことにより冷えの症状が出てくるのです。
ストレスの多い現代社会です。
冷え症でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
また、これからの季節は冷房により身体が冷えやすくなります。
なるべく冷房の冷たい風に直接当たらないように気をつけてください。
・冷え症と冷え性の2つがある?
皆さんは「冷え症」と「冷え性」の2つがあるってご存知ですか?
あまり知られていませんが、2つのタイプがあります。
しかし、同意語として「冷え症」がメインになっています。
わかりやすく分類すると
「冷え症」は、自律神経の乱れ
からくる血行障害で手・足や腰など特定の部位に
冷えを感じるものです。
「冷え性」は、食事の偏りや睡眠不足、運動不足など生活習慣が
原因で血行不良が起こり身体の特定の部分の冷えを感じるものです。
西洋医学では、「冷え症」は病気として捉えられていませんが、
東洋医学では、病気の一つとしての認識があり、
「冷え症」と「冷え性」について鍼の学校に通っていた頃に
教わったのを覚えています。
・「冷え症」対策について
①身体を温める
入浴などでゆっくりお湯に浸かり身体を温める
お湯の温度は少しぬるめでゆっくりと浸かる事をおススメします。
40℃前後ぐらいが良いでしょう。
②適度な運動をする
基本的に冷え症の方は、運動不足ぎみの方が多いと思います。
ウォーキングやジョギングなどがおススメです。
③栄養のある食事を摂る
栄養のある食事をとり、1日3食をきちんと摂る。
特に朝食は、きちんと摂る事により免疫力もUPします。
・今日から出来る冷え症に効果的な方法として
私がおすすめするのは、「温冷浴」です。
簡単に言いますと温かいお湯と冷たい水に
交互に浴びる入浴法です。
外科医の先生から教えてもらった健康法です。
手順としては、
①入浴まえにコップ1杯の水を飲みます
②40℃から42℃くらいのお湯に1~2分くらい浸かる
③10℃~15℃くらいの冷たい水に1~2分浸かる
(水シャワーの場合は、10~30秒くらい浴びる)
④手順①から③までを3回から5回ほど繰り返します。
ポイントは、「最後は必ず水に浸かって終わる」
という事です。(ここ重要です!)
入浴後は、リラックスして安静に過ごしてください。
入浴直後は、身体の表面温度は低くなり毛穴が閉じて
汗も出にくくなります。
温浴で暖まった体温がとどまる為に身体の中から保温されます。
温冷浴により手足の毛細血管が拡張され血行が促進されます。
その為に手足はもちろん身体がポカポカと暖まっている事
を体感できます。
また、温冷浴を続けることにより、免疫力もUPしますので
風邪もひきにくくなるメリットもあります。
これからの季節からがやり易いと思います。
できればこの時期から始めて冬も続けて欲しいです。
ただし、この温冷浴も不向きなケースもあります。
・心臓・循環器疾患をお持ちの方
・急性の炎症がある時(ケガや捻挫など)
・体調不良時や発熱時
これらに当てはまる時は、控えて下さい。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです(^^)
詳しくはコチラをご覧ください。
次回は、冷え症のマメ知識の続編の予定です。
お楽しみに(^O^)
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2020年12月17日
2020年11月2日