ご縁に感謝いたします。
下京区は四条烏丸の整体院ボディーケア オフィス 烏丸
の北中です。
寒くなってきましたね、いよいよ秋も終わり冬へと
向かっていますね。
皆さんも体調管理には気をつけてくださいね。
寒くなるといろいろな痛みやコリも出やすくなります。
じつは、私も先日に「寝違え」になってしまいました(>_<)
何十年ぶりかなというくらい久々に「寝違え」を味わいましたが
やはり痛くてツラいですね(^_^;)
友人である先生の施術を受け、セルフケアもしておかげさまで
2日でほぼ回復しました。
皆さんも気をつけてくださいね。
寒くなると「寝違え」もしやすくなります。
「寝違え」についてネット検索するといろいろと
面白い内容がありました。
「寝違えの原因」などについては、大きくわけて
2つの意見がありました。
・腋窩神経(ワキの神経)の圧迫
・寝方が悪い(悪い姿勢で寝てしまう)
というものでした。
私の見解は、少し違いました。
という事で、今回は「寝違えの原因」について私の見解を
交えて書いてみました。
○「寝違え」って何?
そもそもこの「寝違え」という言葉は、傷病名ではなく
俗称なんですね。
一般的に急に起こった首の痛みを指す言葉と言えるでしょう。
皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか?
朝起きた後に首に違和感や痛みを感じて、さらに悪化して
首が痛くて動かす事がツラい状態のものが多いと思います。
寝起きに起きる事が多いので「寝違え」と
言われているんでしょうね。
しかし、実際は寝起きの後だけでなく、日中の何気ない動作から
痛みが出始めて動かせなくなるというケースも多々あります。
これらも含めて「寝違え」と言われていますよね。
首に起こった急性の痛みの強い症状の事を
「寝違え」と言って良いでしょう。
基本的に3日~10日以内に解消していきます。
でも、専門家に施術してもらうとより早い回復が望めます。
お辛いのなら我々整体師をはじめ専門家に診てもらう事を
おすすめします(^^)
○「寝違え」の原因は?
寝違えの原因は、様々ですが
一言で言えば「身体の疲労の蓄積」だと私は
思っています。
いろいろなものが重なり首の痛みの症状になって
出てくると思っています。
①腋窩(ワキ)の神経の圧迫
ネットで検索するとこれが良く出てきます。
首に原因は無く腋窩の神経の圧迫が原因という事が
記載されているものが多くみられました。
それと合わせて対処法も腋窩神経の関係する肩周り
の筋肉を緩めるストレッチが紹介されています。
私の見解としては、腋窩の神経の圧迫によるものは
少ないと思っています。
しかし、腋窩周りの筋肉のストレッチをすると早く楽に
なるのも確かです。
これは、腋窩の神経はC5、C6(首の骨の5番目と6番目)
から出てきます。
この腋窩神経の支配する筋肉を緩めることにより神経の
フィードバック作用により首の筋肉が緩む為と考えられます。
事実、私の経験上でこれまでたくさんの「寝違え」の方を
施術させてもらいましたが、ほとんどが首の下部の
C5、C6に問題がある人が多かったと思います。
ちなみに私の「寝違え」の施術は
・首の骨の調整
・胸椎(背中の骨)の調整
・骨盤部の調整
・疲労のある内臓の調整
を行います。
だいたい2,3回の施術で痛みは解消されるケースが
ほとんどです。
間違ってもしつこく揉んだりはしません。
マッサージやしつこく揉んだりすると悪化します。
皆さんも気をつけてくださいね。
②寝方が悪い
昔から言われている原因の一つです。
寝ている時に何らかの力がかかり首や背中の筋肉に
負担がかかり筋肉に炎症を起こす為と言われています。
確かに、よほど悪い姿勢で寝たりソファーで寝たり
クッションをまくら替わりに寝たりすると「寝違え」を
しやすくなります。
うたた寝すると写真のような姿勢で寝てしまう
事がありますね。
気をつけてくださいね。
③頸椎(首の骨)の歪み
普段の生活習慣やストレスや悪い姿勢などにより
首の骨の歪みが発生し、さらに様々な負担がかかり
「寝違え」症状を引き起こすものです。
実際には首だけでなく胸椎(背中)・腰椎(腰の骨)・骨盤
の歪みもあるパターンがほとんどです。
普段から肩こりや腰痛を持っている人は、多少なり
背骨の歪みも持っておられます。
という事は、「寝違え」になりやすいリスクを持っている
と言えます。
近年増加してきている「ストレートネック」や「スマホ首」
の人は要注意ですね。
④内臓の疲労
「寝違え」と内臓って関係あるの?と思われる
人も多いと思いますが、
じつは,
大ありです!
内臓は、物理的ストレスや精神的ストレスに反応します。
また、生活習慣も影響します。
・睡眠不足
・運動不足
・食生活の乱れ
・飲酒
・喫煙
など、誰もが一つは当てはまるのではないでしょうか?
内臓が疲労すると身体の防御反応として身体の歪みが
起こりやすくなります。
食べ過ぎて胃がもたれたりした時に身体が前かがみに
なるのが良い例ですね。
身体はすべて繋がっています。
内臓ももちろん身体の内面から繋がっています。
内臓が疲労すると基本的に下垂(下に下がる)しやすく
なります。
その結果、内臓の機能が低下します。
病気ではないけれど内臓自体が弱っている状態と言えます。
東洋医学で言うと「未病」といものですね。
基本的に、右側に痛む「寝違え」は
肝臓や胆嚢が関係していると言われています。
左側に痛む「寝違え」は
胃などの消化器系が関係していると言われています。
⑤まとめ
誰もが一度は経験した事がある「寝違え」の原因については、
結論から言うと
「身体の疲労の延長」
と思っています。
先ほど書いた原因の中で
「悪い寝方」はきっかけであり
「首の歪み」(背骨の歪み)は現象であり
「内臓の疲労」は要因であり
これらを引き起こす原因は「生活習慣」です。
要は、身体に疲労とストレスを溜めない事なんですね。
普段から
・肩がこる
・腰が痛い、重い
・疲れが抜けない
・ストレスを感じる
・睡眠が不足している
・疲れやすい
・食生活が偏っている
というような状態であればお早目に専門家に診てもらう事です。
“痛くなってからではなく”
“痛くならないように”
ですね。
私も「寝違え」の施術は得意な施術の一つです。
いつでもご相談ください。
当院の「寝違え」の施術については
コチラをご覧ください
お力になりますよ(^ム^)
次回は、「寝違え」の対処法を予定しています。
お楽しみに(^O^)
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