〒600-8431 京都府京都市下京区綾小路室町西入善長寺町139 AMI四条烏丸401
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我々、セラピスト(治療家)が施術する疾患として多い
「腰痛」
についてのお話です。
今回はこの「腰痛」の中の1つ
「ぎっくり腰」
の対処法をお伝えしたいと思います。
「ぎっくり腰」を経験された事のある方は多いのではないでしょうか?
本当に痛くてツラいですよね。
私も2,3度経験しています^_^;
西洋では、「魔女の一撃」“Blow of witch”
と言われています。
専門家に診てもらう事がベストですが、自宅でできる対処法をお伝えします。
※(私個人の経験と見解を元に構成しています)
もし、ぎっくり腰になられた時に早期回復に繋がれば幸いです。
その前に、ぎっくり腰でも例外と言いますかちょっとやっかいな場合もあります。
次にあげるような場合は整形外科の先生に至急診てもらう事をおススメします。
○発熱や冷や汗が出てくる
○横に寝て脚を曲げて寝ても痛みがやわらがない
○3日以上痛みも引かず痛みが増す
これらの場合は、腹部の大動脈や内臓の重い病気や脊椎(背骨)の病気(腫瘍など)の可能性があります。
医師に診てもらう事をおすすめします。
ぎっくり腰になってしまったら…
この5つの対処法をお試しください(^^)
①患部を冷やす(アイシング)
氷水にタオルを浸して絞り患部に当てる。
もしくは、氷をタオルにくるんで患部に当てる。
時間的に10分から15分くらいで良いと思います。
その後に湿布を貼ると良いですね。
ここで、温湿布はダメですよ。
ズキズキ疼いたり、痛みが増したりします。
ぎっくり腰になった当日は、お風呂もシャワーのみで患部を温めないようにした方がよいでしょう。
②手を患部に当てる
文字通り「手当て」になります。
決して、揉んだり、押したり、叩いたりしない事です。
・楽な姿勢で患部(痛いところ)に優しく手をあてます
(手を添える感じで良いです)
・30秒から1分ほど手を当てます
・痛みのある所が他にあればその場所も当ててください
手を当てるとほんのりと温かい感じがわかるかと思います。
神経の興奮を抑える効果が期待できます。
筋肉や筋膜のひっかかり等も緩和される事が期待できます。
③動ける範囲で動く
ぎっくり腰といえば「安静」というイメージですが、近年では、安静にしているより適度に動いた方が改善が早いという事が分かってきました。
でも、痛みをがまんして無理やり動くのも場合によっては悪化させる要因にもなります。
ひとつの基準として、
・横になった状態から一人で起きられないくらい痛む時は安静の方が良いでしょう。
・立ち上がる時に痛いけれど立ってしまえば痛みがましになるくらいのレベルなら動かした方が良い状態です。
○散歩する(歩く)
運動の基本です。
コルセットがあれば装着して運動靴を
履いて散歩する事がおススメです。
○ストレッチ体操は、痛みの無い範囲で充分です。
膝を抱えて丸まる体操や腰を捻るストレッチなどゆっくり
出来る範囲で行います。
④入浴して温める
痛みの強い状態では、入浴により温めると痛みが増すイメージ
がありますが、理論的には温める事により血行促進し痛みの緩和につながります。
しかし、かなり強い痛みの場合(一人で歩くのも困難なくらい)は、一時的に痛みは増強する可能性もあります。
このような時は、シャワーで済ませる方が無難かもしれません。
一人で立てるくらいの痛みなら入浴してもOKだと思います。
痛みが少し和らいできたら入浴して温める事により改善が進みます。
入浴剤を活用するのも良いかもしれません。
⑤痛みに効く食物を摂る
炎症に効果が期待できる栄養素や痛みを抑える効果が期待できるものを摂ると回復が早まります。
・ケラシアニン
さくらんぼなどに含まれる栄養素です。
関節などの炎症を抑える効果が期待できます。
・ジンジャーロール
生姜に含まれています。
消炎作用や抗酸化作用があります。
・ターメリック
ウコンに含まれています。
抗炎症作用があります。
カレーに含まれていますよね。
・βカロチン
ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれます。
抗酸化作用があります。
・ビタミンE
たらこ、いくらなどの魚卵に含まれています。
植物性ならナッツ類に多く含まれています。
こちらも抗酸化作用が期待できます。
・ビタミンC
オレンジ、キウイ、いちごなどの果物に含まれています。
抗酸化物質の王様と言われています。
・ポリフェノール
ブルーベリーやぶどうに含まれています。
赤ワインなどにも含まれていますが、腰痛時には
やめておいた方が良いでしょう。
ぎっくり腰になってしまったら、
・患部を冷やして湿布を貼り
・痛むところに手を当てて
・無理なく動ける範囲で動いて
・お風呂に入り温めて(2~3日後からが望ましい)
・食事は、痛みに効く栄養素を摂る
痛い時は食欲も落ちると思いますが、カレーを食べてサラダも忘れずデザートに
オレンジやいちごなどのフルーツとナッツ類を食べると良いと思います(^^)
(あくまで1つの例です^_^;)
ぎっくり腰は不意にやってきます。
できれば、“ぎっくり腰にならないように”
予防するのが一番ですね。
・普段から疲労を溜めない事
・身体を冷やさない事
・適度に身体を動かす事(運動をする)
腰がおかしいな?
と思ったら早めに専門家に診てもらう事をおススメします(^^)
当院も、ぎっくり腰の施術も得意です!
整体院 ボディーケア オフィス 烏丸 院長 北中良祐
・鍼灸師・柔道整復師
施術歴30年になります。整形外科医にて12年以上の勤務歴もあり西洋医学をしっかりと学びました。
顎関節症の施術においては、DC(ドクターオブカイロプラクティック)の資格を持つ先生から手ほどきを受けました。
皆さまの健康にお役に立てれば幸いです。
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