健康ブログ　６

今日は、顎関節症（がくかんせつしょう）についてのお話しです。

私が以前に学ばせて頂いた先生が用いているキーワードとして

“アゴ難民”という言葉を用いています。

意味として顎関節症でどこに治療を受けに行ったら良いのか悩む患者さんを指しています。

 

症状の軽い顎関節症の方でしたら歯医者さんで噛みあわせの調整やマウスピース（ナイトガード）の装着で改善される事が多いです。

 

しかし、これで改善せずに日に日に悪化して行く方も多いのです。

顎関節の痛みだけでなく肩こりや頭痛などいろいろな全身症状へと進む方もおられるのです。

大半の方が口腔外科に受診されますが結果的に改善される方は多くないようです。

 

結論から申しますと顎の関節やその周りの歯の治療だけでは改善しない方が圧倒的に多いのです。

 

顎の関節だけでなく全身を診る必要があるのです。

 

私も病院に勤務していた頃にも顎関節症に悩む患者さんを何人も見てきました。

当時の私はまだまだ未熟で改善できるだけの技術も無く悩んでおられる患者さんの力になれなくて悔しい思いもしました。

 

治療業界では技術向上のセミナーはありますが、顎関節症に対してのものは無く改善法が見い出せない時期を過ごしました。

 

もともと顎関節自体にフォーカスされなかったんですね。

 

しかし、あるご縁をいただいて顎関節症に特化した施術をされている先生から学ぶ事ができました。

 

現在では、自身の治療院で顎関節症に対しての施術もさせていただいています。

 

改めて顎関節が人体において重要な関節である事を感じています。

 

そこで今回は簡単にできるセルフチェックをいくつかお伝えします。

 

たくさんありますので２回にわけてお伝えしていきますね。

 

題して　「あなたも隠れアゴ難民？」です

 

ご自身でチェックしてみてください(^^)

 

□口を開け閉めする際に音が鳴る

 

□アゴが外れた事がある

 

□歯ぎしり・食いしばり癖がある

 

□口を開いて指が３本入らない

 

□歯列矯正・インプラント・差し歯をしている（いた）

 

□眼の大きさに左右差がある

 

□肩こりから来る頭痛がある

 

□歯医者さんに奥歯の磨り減りを指摘された

 

□喫煙する

 

□ムチ打ちになった事がある

 

□スポーツ競技をしている（いた）

 

□グイグイ押される小顏矯正を受けている（いた）

 

と今回はここまでです。

 

さあいくつあてはまりましたか？

 

３つ以上あてはまれば要注意です！

もし、あなたがアゴの症状でお悩みでしたら

お力になれるかもしれません。

ご相談ください。