〒600-8431 京都府京都市下京区綾小路室町西入善長寺町139 AMI四条烏丸401
阪急京都線 烏丸駅、地下鉄京都線 四条駅 徒歩3分
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顎関節症は、アゴの関節や咀嚼筋(ものを噛む筋肉)に痛みや違和感が生じる疾患で、「アゴが痛い」「口が開けにくい」「口を開けるとカクカク音が鳴る」などの症状が現れます。歯ぎしりや食いしばり癖も顎関節症を引き起こす原因となります。
現代では、スマートフォンの使用やストレスによる咀嚼筋の過緊張が原因となり、若年層から高齢者まで幅広く発症しています。
正式には「顎関節障害(Temporomandibular Disorders:TMD)」と呼ばれることもあります。
顎関節症には、じつは明確な診断基準がなく、具体的な数値等で測れるものもそれほどありません。病院での診断も医師からの客観的視点と患者さん本人の申し立ての両面から総合的に判断されるケースが多いのです。
また、顎関節症は男女比率でおよそ2対1の割合で女性の方が多いと言われています。
顎関節の動きに関係する筋肉の解剖
アゴの咀嚼に関係する主要な筋肉(図解用解説)
顎関節やその周辺、こめかみ、耳の前あたりに痛みが出ます。安静時は痛みも無く開口時や咀嚼時に強く感じることがほとんどです。食事の時にアゴが痛くてツラいという声が多く、あくびも怖いという人も多くみられます。咀嚼筋(物を噛んで食べる事に使う筋肉)と言われる筋肉の過緊張により痛みを感じるようになります。咬筋、側頭筋、外側翼突筋の過緊張により起こります。特に外側翼突筋が関与していると言われています。
口を開け閉めするときに「カクン」「ミシッ」といった音がすることがあります。
また、口の開け閉めの時に「ポキッ」や「パキッ」という音が鳴るケースも多くあります。
この場合は、周りの人にも聞こえるくらいの大きさのものもあります。
これは、筋肉や筋膜などの軟部組織の過緊張と関節にある関節円盤という軟骨の前方への変位によるものがほとんどです。
関節円板を前方に引きだす外側翼突筋が過緊張を起こし関節円板が常に引っ張られる状態になる事で関節円板の前方へのズレや脱位が起きクリック音を生み出す原因になります。
口を開けようとするとアゴの周りに痛みやこわばり感を感じて口が開かなくなる事があります。その痛みは耳の裏あたりに感じる事もあります。この症状は突発的に発生するケースも多いようです。ひどい人は指1本くらいしか開かなくなり、食事も困難になります。
口を閉じる筋肉(咬筋・内側翼突筋・側頭筋)の過緊張により抵抗感や痛みを発症します。開口ロックとも言います。
物を噛んだときの左右バランスに違和感を感じたり、噛み合わせがずれているように感じたりします。
前歯の当たり方や奥歯の当たり方の違和感などいくつかのケースがみられます。
歯の歯並びの問題ではなく、顎位(アゴの位置)のズレやアゴの骨の変形によるものであり、前後左右の噛み合わせのズレ感が生じます。
体のバランスの崩れやゆがみも大きく関係し、ストレスによりより影響を受けているケースも多くみられます。
あごの関節(顎関節)やその周囲の筋肉に異常が生じることで、さまざまな不調を引き起こす疾患です。その中でも、見た目に現れる「顔の歪み」は、患者さんにとって大きなストレスとなる症状のひとつです。
顎関節症により、片側の顎関節や咀嚼筋(咬筋・側頭筋など)に過度な負担がかかると、筋肉の緊張や萎縮、左右のバランスの崩れが生じます。これにより、以下のような顔の非対称が現れることがあります。
片側でよく物を噛む人やよく頬杖をつく習慣のある人が多く、その積み重ねが左右のかたよりを生み出す原因にもなります。
普段の姿勢も影響してきます。
口を開けると顎が片側にずれる
頬の筋肉の張りに左右差が出る
顎の位置が中心からずれる
笑った時に顔のバランスが不自然になる
顎関節症の原因は1つではなく、複数の要因が複雑に関係しています。
代表的なものには
などがあげられます。
顎関節症は奥が深い症例の1つと言えます。
近年はコロナ禍からマスク着用の癖がついた人も多く、その影響もあり顎関節症の人が増加しています。
日常生活の疲労の蓄積やメンタルストレスによる自律神経の乱れにより知らず知らずのうちに顎関節症になる人が多いのです。
また、Wi-Fiや家電による電磁波も身体に悪影響をあたえ顎関節症の原因の一つであり、デジタル化した現代人になりやすい疾患の一つと言えるでしょう。
代表的なマウスピース
顎関節症は多くの場合、非外科的な保存療法で改善します。
専門は、口腔外科(一部の歯科)がメインであまり知られていませんが耳鼻咽喉科でも診てもらえます。
保存療法
外科的治療(重度の場合)
西洋医学では、残念ながら特効薬は無く経過観察的な治療がメインとなっています
アゴの関節の調整
病院では「経過観察」「マウスピース装着」が中心ですが、当院では身体全体のバランスから整えるアプローチを行っています。
施術内容の一例
症状の多くはアゴだけでなく全身の筋肉や姿勢の問題から起きているため、整体による調整で改善されるケースも多いです。
また、原因の一つであるメンタルストレスの緩和や自律神経系の安定化の施術として脳の反射を使った施術法も使用しています。
3分でできるセルフチェックシートです
いかがでしたか?
3つ以上当てはまれば要注意です。
顎関節症の可能性ありです。
ご不安でしたらご相談ください。
歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばりは、無意識のうちに歯を強くこすり合わせたり噛み締めたりする習慣のことです。特に睡眠中に起こることが多く、自覚がないまま症状が進行してしまうことも少なくありません。
ストレスが大きく関係していると言われ、現代人の多くが大なり小なり経験している疾患の一つであると言えます。
顎関節症とも深い関係性があり、進行すると歯が割れてしまう事(歯根破折)もあり、注意が必要です。
歯ぎしりや食いしばりが長く続くと、咀嚼筋(そしゃくきん)や側頭筋、咬筋(こうきん)といった顎周囲の筋肉に負担がかかり、顎関節症を引き起こす原因になります。
症状が進むと、開口時の痛み、関節音(カクカク音)、口が開きづらくなるなどのトラブルが生じます。
歯ぎしり・食いしばり癖は、顎関節症と切っても切れない関係性なのです。
顎関節症は早期の対応と習慣の見直しがとても重要です。当院では、顎の不調の根本原因にアプローチし、身体全体のバランスを整えることで、症状の改善を目指します。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。
整体院 ボディーケア オフィス 烏丸
院長 北中良祐
・鍼灸師(国家資格)
・柔道整復師(国家資格)
・イネイト活性療法アカデミー過程修了
・整顎アカデミー過程修了
・小林式背骨矯正法セミナー過程修了
・癒楽身体療法ベーシックコース過程修了
・関節トレーニング認定インストラクター
施術歴30年になります。整形外科医にて12年以上の勤務歴もあり西洋医学をしっかりと学びました。
膝や脚の痛みに特化した施術を提供いたします。
しっかりと学び技術も磨いてきました。
皆さまの健康にお役に立てれば幸いです。
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